よく断捨離の話になると「人間関係の断捨離」という言葉が出てきます。

「人間関係まで断捨離するなんて酷い!!」

「人脈って大事だよ。いざという時頼りになるのは友達だよ!」

と感じる方もいるのではないでしょうか。

今回は、人間関係を断捨離する意味について、私なりの考えを書いていきます。


【1】人間関係を断捨離することへの後ろめたさ


私自身は、人間関係の断捨離には賛成ですし、少しずつ実行しています。

それでも心のどこかでは「人間関係まで断捨離していいのだろうか」という迷いや「簡単に人間関係を整理できる自分は冷たい人間なのではないのだろうか」という後ろめたさが常にあります。

それでも、私のようなエネルギー枯渇型人間には、生きていくために捨てなくてはならないものがたくさんあります。

常にエネルギー溢れる元気な人が、人付き合いにたくさんの時間や体力気力を使って生きることには何の異論もありません。

そうやって人との交流を大切にした生き方は、素直に「羨ましい」と感じますし、人との触れ合いの中で得られる喜びは、人生をより豊かなものにしてくれることでしょう。

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ただ、エネルギー枯渇型人間に同じような生き方が出来るかと言われれば、そうではありません。
もちろんエネルギー枯渇型人間といっても人それぞれ性格も価値観も違います。

私のように「もともと一人で好き勝手に過ごすのが好き」「一人でいても寂しさを感じない」というタイプもいれば、「寂しいのはいや!いつも誰かと一緒にいたい!」「どんなにエネルギーが枯渇していても、絶対に人付き合いだけは大切にしたい!!」というタイプもいるでしょう。

どちらがいいとか悪いとかではなく、自分にとって譲れないものは何か、人生において何を一番大切にしたいか、というのは、人それぞれ違って当然です。

ですので「自分にとって人付き合いは何より大切!!」と考える人が、無理に人間関係の断捨離をする必要はないと思います。

ただ、私のように「基本的に一人でもへっちゃら」なエネルギー枯渇型人間にとっては、少しでもいい人生を送るために、人間関係の断捨離はわりと重要だと思うのです。

不要な人間関係にエネルギーを奪われていては、生きるために避けられない「仕事」「家事」「育児」「譲れない自分の趣味」などへ配分するエネルギーが圧倒的に足りなくなってしまうからです。

我々エネルギー枯渇型人間にとっては「人間関係めんどくさいから何となく断捨離~」とかの軽いノリでは決して無く、「生きるか死ぬか」レベルの極めて重要な問題なのです!

これだけは、声を大にして言いたいところです。


【2】人付き合いを全くしない、と言っているわけではない


ここで誤解してはいけないのは、「じゃあ一切誰とも交流せずに生活すればいいのか」ということではありません。

使い古された言葉ですが「人間、一人では生きていけない」のです。

私自身、一人が好きと言いながらもやはり家族(夫や子供)は何より大切ですし、自分の両親や夫の両親、気の合う友人や、子供がらみでお世話になった先生方など「これからもいい関係を築いていきたい。大切にしたい」と思う人たちはたくさんいます。

そういう人たちのために使う時間やエネルギーを惜しいと感じることはありません。

それに大切な人たち、大好きな人たちの存在があったおかげで、自分はこれまで生きてこられたし、これからも生きていこうと思えます。

ただ、反対に「別に嫌いというわけではないのだけれど、自分にとってあまり重要ではない」という人や、はっきりと明確に「こいつ嫌い!!」と思う人だっているわけです。

人間関係の断捨離とは、そういう「自分にとってさほど重要ではない人」との付き合いを整理していくことだと私は考えています。

次の記事では、人間関係の断捨離の具体的な方法や考え方について書いていきます。