エネルギー枯渇型人間は、いかに無駄なエネルギーの消費を抑えるかが生死を分ける重要なポイントなのです。


【1】できないことはできない


生きていくために、絶対に外せないものがあります。

食べること。着ること。住む場所と生活費の確保。


そして、多くの人にとっては話し相手や友人、恋人や家族の存在も欠かせないものでしょう。(一人でも平気な人も中にはいますけどね)

これらのことを全て一人で難なくこなせるなら問題ないのですが、私のようなエネルギー枯渇型人間にとってはそれが難しい場合が多いのです。

とにかく、エネルギーが足りない。時間も足りない。

何もかも足りなくて、あっという間にキャパシティーオーバーです。

実際に、今の私は家事と育児だけで完全にキャパシティーオーバーです(笑)

それでも何とか8年間、ヒーコラヒーコラ言いながらも倒れることなくこの生活を続けてこられたのは「出来ないことは出来ない」と適度に開きなおる技を身につけたからかも知れません。

そもそも、「出来ないこと」は「出来ない」のだからしょうがないのです。

「出来るけどやりたくな~い」とか「めんどくさいからやらな~い」くらいの軽いノリでサボっているわけではないのです。

これまでに「出来るようになりたい」とそれなりに努力をして、それでも「これは自分にはどうしても不向きなのかも知れない」という気付きを経て、

無理にしがみついて無駄にエネルギーを消耗するよりも、潔く「出来ません」とお手上げした方が自分にとっても周囲の人たちにとっても得策だ、と割り切ることにしたのです。

そうしないと生きていけない、生活が成り立たないということに気付いたのです。

エネルギー枯渇型人間にとって、貴重なエネルギーを何に使い、何に使わないかの選択は非常に重要です。

そこで迷っている暇など無いのです。

というか、迷うために使うエネルギーがもったいないのです。

「出来ることをやる」のです。

そして、「出来ないことは他の人に頼む」または「やらなくても生活できる方法を探す」。

そうやって生きていくしか無いのです。

何故なら、「出来ないことは、どうやったって出来ない」のですから。


【2】家族に代行してもらう


では、出来ないことをどうするか。誰に頼むか。ということについて考えます。

自分が出来ないことを、自分の代わりに無償で引き受けてくれる人、と言われてすぐに誰かの顔が浮かぶ人もいれば、そうでない人もいるでしょう。

家族がいる人なら、家族にお願いするという手もあります。

例えば、ネット通販での掃除機の買い替えを考えているとします。

この場合、家庭内で主に掃除を担当している人(仮に主婦または主夫とします)がどの掃除機を買うか選ぶのがベストだと思います。

重さ、形、様々な機能について、たくさんのメーカーの製品を比べて検討して、いい買い物をしたい。

しかし、その家庭の主婦(夫)がどうしてもインターネットを使いこなせない、またはパソコンの画面を見ていると具合が悪くなってしまう、という場合もあるでしょう。

その時は、「軽くて小さくて吸引力の強い掃除機が欲しい」などの要望をネット通販の利用に慣れている他の家族(配偶者や子供)に代行してもらえばいいのです。

家族であれば、そのくらいの要望なら無償でやって貰えそうですが、もちろん代行して貰った時は「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることが必須です。

時には、お礼に好きな食べ物を買ってくるとか肩もみをするなどして、今後も気持ち良く代行して貰えるように心がけましょう。

また、家族以外にも親しい友人や親せき、ご近所さんでも、代行してくれる人がいるかも知れません。

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【3】お金を払ってプロに外注する


それでも、家族や友人に無償でやってもらうにはちょっと…というものもあります。

病気や障害で寝込んでいる間に家がゴミ屋敷状態になってしまった。何とかして!!と思っても、ちょっとのゴミ出しくらいならまだしも、ゴミ屋敷からの脱却という過酷な作業を家族や友人に無償でお願いする、というのはさすがに辛いです。

自分にとっても相手にとってもです。

そういう時は、お金を払って掃除代行業者や整理整頓アドバイザーなどの手を借りる、という選択肢もあります。

当然お金のかかることですから、余程の富裕層でない限りそんなに頻繁に気軽に利用できるものではないかも知れません。

でも、もう自分の力では無理!!お手上げ!!という時に、生活をリセットしてやり直すための必要経費としてそれ相応のお金を払い、プロに頼るというのもありではないでしょうか。

ゴミ屋敷からの脱却まではいかずとも、年に一度の大掃除として掃除代行業者に頼んで換気扇や水回りをピカピカにしてもらうという手もあります。

その分普段の掃除は軽く最低限のものに済ませて、貴重なエネルギーを温存するのです。


【4】お金も無ければ、福祉サービスもある


それでもやっぱり「うちにはそんな経済的余裕はない!!毎月の食費もギリギリなのに!!」という人もいると思います。

そういう時は、無償で家事のサポートをしてくれる福祉団体などを探してみるのもありではないでしょうか。