うちの母は、とある新興宗教の信者だった。


あまりメジャーではないので、知ってる人は少ないかも知れない(でも、玄関に布教のパンフレットを入れられた人もいるかも知れないかも知れない)


母がその宗教に入会したのは、私が小学校1年生のあたりだったと思う。


家には立派な神棚と御神体という札が祀られてあり、朝晩、手を合わせてお祈り(?)するのが日課だった。当然、私も一緒にやらされていた。



○○様はいる!!って信じていた(信じさせられていた)


中学生くらいまで、定期的にある会合や布教活動(ピンポン&パンフレット配り)に駆り出されていた。


今思い出すとヤバかったのが、「心を込めてお祈りすると○○様の力で手のひらに銀粉が出る」というやつ。


いい年したオッサンやオバさんが大真面目な顔で


「ほら!出ました!銀粉!」

「○○様へ思いが届いたのですね…!」


とかキャッキャキャッキャ盛り上がってたこと。



ていうか、私も何回か銀粉出ました。



(手汗か服の繊維か何かだろ…)



そんなのが生活に入り込んでたので中学生くらいまでは、ピンチの時、自分の身を守りたい時など心の中で「○○様○○様…」と唱えて○○様に助けを求めたりもしましたが、結局○○様は助けてくれなかったよね。


そんで気付いたわけですよ「この世に、神なんぞいない。誰も助けてなんかくれない」と。


○○様のバーカバーカ!!

地獄に落ちろ!!


あっかんべーだ!!





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